この記事で解かるポイント
- PROとEXの機能の違いが解かる
- PROとEXの価格の違いが解かる
クリップスタジオを購入するにあたりPROとEXの違いを知りたい人もいると思います。
この記事ではクリップスタジオの機能と価格の違いを、表と詳細に分けて解説してあります。
だれでも簡単に理解できるよう書いてあるので、ぜひ読んでください。
クリップスタオPROとEXの機能の違い
PROとEXの機能の違いが以下の表です。
機能 |
PRO | EX |
イラストの作成 | 〇 | 〇 |
漫画の作成 | 〇 | 〇 |
アニメーションの作成 | 〇 | 〇 |
3Dモデルのポーズの使用 | 〇 | 〇 |
写真や3 D データを線画やトーンに自動変換 | × | 〇 |
表のとおりEXはPROの上位にあたります。
イラストの作成
PROもEXも下書き~ペン入れ~カラーまでの工程が出来ます。
漫画制作
漫画制作を目的とるのならEXをおすすめします。
その理由を解説します。
PROは複数のページ管理ができない
PROは複数のページ管理ができずに、1ページのみのしか管理することが出来ません。
漫画は複数のページ管理が必要なのでPROでは不向きです。
EXは複数のページ管理ができる
EXは複数ページの管理ができ、漫画の全体の流れを把握することが出来ます。
そして、セリフの一括管理や見開きのページもEXしか使えません。
漫画制作を目的とるのならEXがおすすめです。
アニメーションの制作
アニメーションの制作はどちらも可能ですが、PROは短編のみで、EXは長編の制作も可能です。
PROは短編アニメーション
PROは短編アニメーション向きです。
PROは24のフレームしか使えないため最大3秒のアニメーションしか作れません。
EXは長編アニメーション
EXは長編アニメーション向きです。
EXにフレームの制限がない為です。
EXは長編も可能なので、アニメーションを目的として使いたい方はEXがおすすめです。
フレームとはアニメーションフォルダで使えるコマの数を表す。
フレームは1秒間に8コマ作成できる。その為、アニメーションのフォルダに24コマ表示できる。
24÷8でPROでは最大3秒のアニメーションが作れる。
3Dモデルのポーズの使用
PROもEXも3Dモデルのポーズの使用は可能です。
人物や建物の外観から室内まで3Dモデルの素材は沢山あります。
自分の好きな角度で360度調整することが出来ます。
写真や3Dデータを線画やトーンに自動変換
写真や3Dデータを線画やトーンに自動変換する機能はEXだけです。
漫画制作でパースを1からとって背景を作る方法もありますが、慣れている人でも難しい作業です。
最近の漫画制作でも、写真や3Dデーターを線画に変えて漫画制作してる人たちが主流です。
クリップスタオPROとEXの価格の違い
PROとEXの価格の違いが以下の表です。
PRO | EX | |
ダウンロード版 | 5,000円 | 23,000円 |
パッケージ版 | 9,180円 | 36,720円 |
ダウンロード版とパッケージ版で価格に差があるのは、ガイドブックの有無にあります。
ダウンロード版を購入してもクリップスタジオのチュートリアルは、インターネットでたくさん紹介さるので使い方に困ることはありません。
PROとEXのどちらを購入するかは目的によります。
イラストの制作だけならばPROで十分です。
漫画やアニメの制作を目的とする人ならEXを買う必要があります。
自分が何の目的でクリップスタジオ購入するのか明確にしてからクリップスタジオを購入しましょう。
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