古い家の2階の廊下の床鳴りや軋みを直す方法【簡単diyリフォーム】

ナナ

この記事で解かる事

・廊下の床鳴りの原因

・廊下の床鳴りを直す方法を知りたい人

古い家など廊下を歩くとミシミシと床鳴りをして、そんな床を直したいと思ってる人もいると思います。

そこでこの記事では、私が実際に行った廊下の床鳴りを直す方法が書かれています。

この記事を読めば誰でも床鳴りを直すことが出来ます。

誰でも簡単に理解できるように書かれているので是非読んでください。

目次

廊下の床の構造

床の構造は廊下の土台にあたる大引きの上に乗っている根太によって、床は支えられています。

昔の家は根太の上にフローリングが乗っている状態で床が薄いです。

建築法が改善された現在は、根太の上に合板を敷き、その上にフローリングを敷くので床は厚い状態になっています。

床鳴りの原因

床鳴りの原因は以下の2つです。

  1. 床を支える根太の本数が少ない
  2. 根太が固定されていない

床を支える根太の本数が少ない

床を支える根太の本数が少ないと、床がフワフワして床鳴りの原因になります、

根太と根太の間隔は30センチの規格があり、建築法が改善される前の1981年以降の床は、根太の本数が少ない家が多数存在します。

根太が固定されていない

根太が固定されてないと、根太のゆるみが原因で床と根太の緩衝から床鳴りは置きます。

床に重い物を乗せたり、強い衝撃を与える事により、根太がズレる事もあります。

廊下の床鳴りを直す手順

廊下の床鳴りを直す手順は以下の5つです

  1. 床鳴りをしているポイントにマーキングする
  2. 床鳴りをしているポイントに穴を空ける
  3. 廊下の床に根太を入れる
  4. 廊下の空いた場所に合板を入れる
  5. 廊下にフロアタイルを敷く

床鳴りをしているポイントにマーキングする

床鳴りをしているポイントにマーキングをしましょう。

実際に歩いてみて気になる場所をマジックで四角くマーキングします。

床鳴りをしているポイントに穴を空ける

床鳴りをしているポイントに穴を空けましょう。

手順は以下の3つです。

  1. 丸鋸で床を切る深さを1.2センチに設定する
  2. マーキングした場所を丸鋸で切る
  3. 根太の中央まで床を剥がす

丸鋸で床を切る深さを1.2センチ~1.5センチに設定する

古い家の床の厚さは、1.2センチで敷かれています。

1981年以前に作られた家は下地をそのまま床に使用していました。

丸鋸で切る深さを1.2センチ~1.5センチに設定して切れば、床の下に引いてある根太や大引きを切断すことなく切る事が出来ます。

私がおすすめする丸鋸はマキタの電気マルノコ 165mm M565 です。

マキタの電気マルノコ 165mm M565のおすすめするポイントは以下の通りです。

  • 165mmにしては軽く、片手で普通に持ててdiyで最初に使うのなら一番おすすめ
  • 切削能力が高く切断面が綺麗
  • 切断時の音が比較的静かで、使い勝手が良い

マーキングした場所を丸鋸で切る

先ほどマーキングした四角いポイントを丸鋸で切ります。

丸鋸で切ったポイントにバールを挟み、てこの原理で剥がしていきます。

釘で固定されている場所もあるので、ハンマーでバールを叩きながら、てこの原理で剥がしていきましょう。

根太の中央まで床を剥がす

既設で付けられている根太の中央まで床を剥がしましょう。

上の写真の赤枠の場所が既設の根太に辺り、根太の中央まで床が剝がれていることが解ります。

新たに床を新設する時に既設の根太の上を利用します。

既設の根太を利用しなければバランスが悪くなり床が敷けない為です。

根太を入れて固定する

根太を入れて固定しましょう。

既設で付いていた根太は固定されておらず、手の力だけで揺らす事が出来ました。

根太も数が少ないため追加で2本入れてマキタの電動ドライバーで根太を固定します。

マキタのインパクトドライバーはコンパクとで軽く、暗いとこでも自動でライトが付き使いやすいです。

私がおすすめするのは マキタ充電式ドライバドリル10,8V 1,3Ah DF030DWX バッテリー×2・充電器・ケース付&ドライバービット


床の空いた場所に合板を入れる

床の空いた場所は合板を入れます。

合板はホームセンターで売ってる1.2センチの厚さのものを選びましょう。

合板で穴を塞いだら、根太位置に釘で固定します。

廊下に仕上げのフロアタイルを敷く

廊下の仕上げにフロアタイルを敷きましょう。

床材の仕上げにはクッションフロアやフロアタイルがありますが、フロアタイルがおすすめです。

床は基礎の仕上げがとても重要で、下地の段階で段差や凹凸がある状態でる仕上げの床材を入れたときに、空気が入ったり、床材の材質によっては、床材が壊れます。

例えば2センチ程の厚さの固いフロアタイルを凹凸のある下地の段差に入れると安定せずにフロアタイルがジョイントされるず壊れます。

段差のない下地を作るのは難しく経験の浅いdiy者の下地は凹凸ができやすいです。

おすすめのフロアタイルは、2ミリ程の厚さで塩ビで作れたれた全備のデコウッドと呼ばれるフロアタイルです。

2ミリ程の柔軟性のあるフロアタイルで、多少の段差は影響なくキレイな仕上がりの床を作る事が出来ます。


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まとめ

2階の床鳴りを直す方法を解説しました。
まず床を剥ぐという工程に抵抗を感じる人もいると思います。
私もそうでした。
しかし、床鳴りを直すために決死の覚悟で床を剥ぎましたが、終わってみれば大した事ない簡単な作業でした。
足場に気を付けて記事に書かれた用に作業すれば問題ありません。
気軽にチャレンジしてみましょう。
この記事が読者様に役立てば幸いです。
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