おすすめポイント
- 蕪島は青森県八戸市にある陸続きの小島。
- 「蕪島神社」が鎮座し、縁起の良い「かぶ(株)」にちなみ商売繁盛のご利益が有名。
- 国の天然記念物「うみねこ」の繁殖地として知られ、春から夏にかけて数万羽が飛来。
- 青森旅行や八戸観光で外せないスポットをユニークな会話劇で紹介。
登場人物

- ヒカル(27歳兄):勢い任せの天然ポンコツ。うみねこにやたら反応する。
- アン(14歳妹):冷静で知識豊富なツンデレ秀才。兄を「お兄ちゃん」と呼びつつ解説役。
- レオ(猫):天才猫。最小限の言葉で真理を突く。
蕪島観光の始まり

ヒカル「おー!アン!見ろよ!海の上にちょこんと神社があるぞ!」
アン「あれが蕪島神社よ。青森県八戸市の蕪島に建てられているの。」
ヒカル「へぇ~!なんか雰囲気いいな!……って、あれ?空が真っ白に動いてない?」
アン「あれは全部“うみねこ”よ。蕪島は日本最大級のうみねこの繁殖地で、国の天然記念物に指定されているの。」
ヒカル「えぇぇ!? 鳥の大群!? なんか頭に落ちてきそうなんだけど!」
レオ「……運がつく。」
ヒカル「いや、それはシャレにならないやつだろ!」
蕪島神社のご利益

ヒカル「ところで、なんで“蕪島”って名前なんだ?」
アン「“かぶ”は“株”に通じるから、商売繁盛や金運上昇のご利益があるって言われているの。蕪島神社は特に経済的なご利益で有名よ。」
ヒカル「なるほど!じゃあ俺の財布にも奇跡を……!」
アン「まずは働きなさい、お兄ちゃん。」
レオ「……欲は、尽きない。」
ヒカル「うぅ、レオにまで突き刺さること言われた!」
うみねこと共存する島

ヒカル「にしても、すごいな!ほんとに島全体が鳥の楽園だ!」
アン「うみねこは毎年3月から8月にかけて蕪島に飛来して繁殖するの。最盛期には数万羽も集まるのよ。」
ヒカル「うわぁ!にぎやかすぎる!でも糞害とか大丈夫なのか?」
アン「確かに課題はあるけど、地元の人たちが清掃活動や環境保護に力を入れているの。だからこそ、蕪島は“人とうみねこの共存”の象徴的な場所になっているのよ。」
レオ「……共に、生きる。」
ヒカル「レオが言うと地球規模のテーマに聞こえるな!」
火災と再建の歴史
ヒカル「そういえばさ、この神社ってなんか新しくない?」
アン「よく気づいたわね。実は2015年に火災で全焼したの。その後、再建のための募金や寄付が全国から集まり、2020年に再建されたのよ。」
ヒカル「うわっ、そんなことがあったのか!でも復活したってのがすごいな!」
アン「地域の人々にとっても、観光客にとっても大切な存在だからよ。」
レオ「……再生、力。」
ヒカル「レオの一言がまた重いんだよなぁ!」
八戸観光と蕪島
ヒカル「なぁアン、蕪島って青森旅行のどんなコースに入れるのがいいんだ?」
アン「八戸市だから、八戸のグルメや三社大祭と組み合わせるのがおすすめね。海鮮市場やウミネコラインの散策も人気なのよ。」
ヒカル「よっしゃ!蕪島でうみねこ見て、そのあと八戸せんべい汁で温まろう!」
アン「グルメにすぐ飛びつくあたり、相変わらずね。」
レオ「……食も、旅。」
ヒカル「お、これは珍しく俺と意見が合ったぞ!」
まとめ
- 蕪島は青森県八戸市にある陸続きの小島。
- 蕪島神社は商売繁盛・金運上昇のご利益で有名。
- 春から夏にかけて数万羽のうみねこが繁殖する国の天然記念物の聖地。
- 2015年の火災で全焼したが、2020年に再建。
- 人とうみねこの共存を象徴するスポット。
- 八戸観光と組み合わせて楽しむのがおすすめ。
エンディングトーク
ヒカル「いやー!蕪島って“神社+鳥+海”のトリプルコンボで最高だったな!」
アン「自然と信仰と地域が一体になった場所ね。青森旅行で絶対に立ち寄る価値があるわ。」
レオ「……次は、仏ヶ浦。」
ヒカル「おっ!なんか名前からしてカッコいいぞ!冒険の匂いしかしない!」
アン「岩と海の景勝地よ。次回も歩きがいがあるわね。」
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