◆このブログはこういう人向け
- 「ニセコ」ってスキーだけだと思ってた人
- 「洞爺湖温泉って、結局何がすごいの?」と気になってる人
- 山登り&徒歩旅にロマンを感じちゃう人
- 北海道グルメに目がない人
- 旅の失敗談で笑える人
【登場人物】

- ヒカル(兄/明るくポジティブ)
- アン(妹/冷静で雑学に強いツンデレ)
- レオ(猫/天才で要所だけ話す)
【プロローグ】
北海道の超有名観光地「ニセコ」。
冬はスキー客で大賑わい。でも、今回我々は真夏のニセコへ突入する。
目的は…徒歩での山越え。つまり「ニセコ縦走」。
ヒカル(兄)「いや…普通さ、ニセコって“温泉”とか“スキー”とかじゃないの…?」
アン(妹)「甘いわ、兄さん。今の流行は“徒歩縦走”よ。山を自分の足で超えるのが“真のニセコ”なの」
レオ(猫)「旅の価値は、歩いた距離に比例する」
──というわけで、我々はニセコアンヌプリからイワオヌプリ、チセヌプリを縦走し、最終目的地の洞爺湖温泉を目指すことに。
この時点で、すでに“無謀”の香りしかしない。
【第1章】ニセコアンヌプリ──絶景の代償は“ふくらはぎ破壊”

ヒカル「……はぁ…はぁ……え?登山ってこんなにキツかったっけ…?」
アン「ニセコアンヌプリ、標高1308m。でも、スタート地点からの標高差は400m超。つまり“ふくらはぎ破壊コース”よ」
ヒカル「北海道って、もっとゆるふわ系の山だと思ってたのに…」
途中、背後に広がるのは羊蹄山の絶景。
でも、それを味わえるのは息切れする余裕がある人だけ。
ヒカル「絶景すぎて…酸素が薄く感じる…」
アン「それ、ただの酸欠じゃない?」
レオ「絶景とは、苦しみの先にあるもの」
──なお、この時点でヒカルの体力ゲージは黄色に突入。
【第2章】イワオヌプリ&チセヌプリ──激坂地獄と硫黄の香りの罠

次なる山はイワオヌプリ。名前の由来はアイヌ語で「硫黄の山」。
登るほどに硫黄臭が強烈に漂ってくる。
ヒカル「あ、あれ?この匂い…温泉じゃなくて、ガチの硫黄じゃん…!」
アン「そうよ。かつてここは硫黄採掘の山だったの。つまり、“天然ガス攻撃”付きの山よ」
ヒカル「地味に攻撃力高いな…」
さらに、足元は岩ゴロゴロの悪路。
滑る、崩れる、転びそう。
ヒカル「足元、これ…道って言えるのか?」
アン「これが“登山道”の現実。甘えたら即、足をくじくわよ」
そして迎えるはチセヌプリ。
アイヌ語で“我が家の山”──なんて名前からは想像できない激坂&湿原コンボ。
ヒカル「ねぇ…湿原ってさ、もう水じゃん…」
アン「靴の中が、ちょっとした温泉地帯になってるでしょ?」
レオ「苦しみはすべて、後の快楽のための布石」
──このセリフの意味を、ヒカルはまだ知らなかった。
【第3章】洞爺湖温泉──徒歩旅人のオアシス

死にそうになりながらニセコ縦走を制覇。
たどり着いたのは、北海道屈指の温泉リゾート洞爺湖温泉。

ヒカル「ここ…天国か?」
アン「火山活動で生まれた“カルデラ湖”の畔に広がる温泉街よ。背後には“昭和新山”っていう、現役バリバリの活火山も控えてるわ」
ヒカル「温泉入りながら“活火山”を見るって…スリルありすぎない?」
アン「それが洞爺湖温泉の醍醐味よ。泉質は“美肌の湯”。疲れも肌も一気にリフレッシュできるわ」
ヒカル、完全復活。
もう「帰りたくない」が口癖になる。
【第4章】洞爺湖グルメ──極限徒歩旅のご褒美
そして、温泉の後の真の楽しみは…洞爺湖グルメ。
ヒカル「これ、歩いた人間だけが食べていい“神のスイーツ”だわ…」
アン「“温泉まんじゅう”ね。ほどよい甘さとしっとり生地、これが疲れに効くのよ」
さらに登場するのは洞爺湖名物“わかさいも”。
サクサクの皮に、ほっくほくの芋餡…まさに炭水化物の神殿。
ヒカル「もう、これで優勝じゃん…」
アン「北海道徒歩旅行のゴール地点として、洞爺湖温泉は完璧ね」
レオ「食と温泉、どちらも極めた君たちは、もはや“徒歩旅の勇者”だ」
【エンディング】
ヒカル「ニセコ縦走…正直、山ナメてた。けど、歩いたからこそ見えた景色と温泉とグルメ、全部最高だった…!」
アン「足は裏切らない。むしろ鍛えれば鍛えるほど、世界は広がるってことね」
レオ「次なる旅の準備は、もう始まっている」
◆まとめ
今回の“徒歩で山越え!? ニセコ縦走からの洞爺湖温泉サバイバル編”の教訓は、たった一つ。
「徒歩旅は、足で稼ぐ幸福が桁違い」。
- 【ニセコ縦走】は、絶景と筋肉痛のダブルパンチ。でもその先には、洞爺湖温泉という“究極のオアシス”が待つ。
- 【洞爺湖温泉】は、泉質・景色・グルメの三拍子揃った北海道屈指の癒しスポット。
- 徒歩旅の真の醍醐味は、歩いてこそ味わえる達成感とグルメの感動。
次回は、北海道屈指の断崖絶壁へ!
積丹半島サバイバル旅編で、ウニ丼と断崖を求めて新たな徒歩冒険へ挑む!
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