【オープニング】
みなさん、こんにちは。
今回は、徒歩で大沼公園まで行って、さらに湖を一周するという、
常識では考えられない徒歩旅に挑戦してみた結果――
予想外すぎる展開になった話です。
【登場人物】

- ヒカル(兄/明るくポジティブ)
- アン(妹/冷静で雑学に強いツンデレ)
- レオ(猫/天才で要所だけ話す)
【第1章】徒歩旅、再び。今度の目的地は「大沼公園」
ヒカル(兄)「アン、次の徒歩旅は函館から大沼公園まで徒歩だ!」
アン(妹)「…え、は?今なんて言った?徒歩?函館から?」
ヒカル「ああ。車?電車?甘えんな。徒歩こそ最強の移動手段だろ!」
まず、ここで冷静に事実確認。
【函館駅〜大沼公園駅の距離】
およそ30km。
つまり、フルマラソン並みの距離を、まさかの徒歩で行くという発想。
徒歩旅のプロでも正気か?と言われるルートです。
アン「本当に徒歩で行くの?道中、熊とか出るよ?」
ヒカル「大丈夫!熊より先に僕が出る汗の方がヤバいから」
アン「その発言がすでにヤバいわ…」
【第2章】大沼公園ってどんな場所?歩く価値はあるのか?
ここで大沼公園の雑学をどうぞ。
- 北海道の新・三景にも選ばれる絶景スポット。
- 日本有数の湖沼群(大沼・小沼・蓴菜沼)を中心に、自然美が広がる国定公園。
- 名物は「駒ヶ岳」とのコラボ絶景、そして大沼団子。
アン「つまり、歩く価値は絶景と団子ってことね」
ヒカル「その通り!歩けばカロリーゼロだから、団子は実質タダみたいなもんだ!」
レオ(猫)「君たち、すでに“徒歩旅思考”に毒されているな…」
【第3章】函館から大沼公園へ…歩けば分かる北海道のヤバさ
【徒歩旅スタート】函館駅から国道5号線をひたすら北上。
序盤は街中なので歩きやすい…と思いきや、
函館郊外を抜けた瞬間から北海道の洗礼が始まります。
▶ 風景はずっと山と森と道路
▶ 自販機ゼロの無人地帯
▶ ひたすら登り坂→下り坂のループ地獄
アン「ねぇ、これ道の駅すらないゾーンじゃない?」
ヒカル「北海道ってすごいよな、どこまでも続く道!これぞ大自然!」
アン「いや、徒歩勢には地獄でしかないから」
ここで雑学を一つ。
【北海道の道路がやたら長い理由】
→ 開拓時代、馬車や徒歩の人々が迷わないように、直線道路を整備。
これが今でもどこまでも真っすぐな道として残っているのです。
アン「まさか徒歩旅と北海道の歴史がリンクするなんて…」
レオ「徒歩旅は、過去の旅人の苦労を体感する行為でもあるのだ」
【第4章】ついに大沼公園到着!だが地獄はこれから
出発から約8時間。
ついに徒歩で大沼公園駅に到着。
ヒカル「やったー!ついに着いた!いやー、徒歩最高だな!」
アン「あんた…もう脳みそ溶けてない?」
ここで一般的な旅行者なら、団子を食べて電車で帰る。
だが、今回のミッションはまだ終わっていません。
「大沼湖を徒歩で一周する」
これが本当の地獄トレッキング編の始まりです。
【大沼湖一周距離】
約14km。
ヒカル「14km?さっきの30kmに比べたら余裕じゃん!」
アン「いや、それ徒歩ハイの危険信号だから」
【第5章】地獄の湖畔一周トレッキングの実態
大沼湖は意外にも道がアップダウンだらけ。
特に西側ルートは獣道に近い細道が続きます。
▶ 湖畔には熊出没注意の看板多数
▶ 急に現れる吊り橋と崖
▶ 道中ほぼ無人、スマホの電波も不安定
アン「これ、想像以上にサバイバル感強いわ…」
ヒカル「でも自然の中を歩くのって最高じゃん!…ってあれ?なんか音が…」
ゴソゴソ…
アン「ちょ、熊?いや、狸?…いや、エゾシカ!?」
レオ「安心しろ。北海道の森で出会う動物は、だいたい先に逃げる。
だが、君たちの精神は逃げ場がないようだな」
【徒歩旅あるある】
▶ 動物より先に自分の体力が限界を迎える
【第6章】最後のご褒美はやっぱり団子
苦しみながらも一周を達成した二人。
そしてたどり着くのは、大沼公園名物「大沼団子」。
ヒカル「これ、歩いた人間にしか許されない神のスイーツだわ…」
アン「甘じょっぱいタレが…歩いた足に染み渡る…」
レオ「ここまでくれば、君たちは立派な徒歩旅の勇者だ」
【まとめ】徒歩旅で人生が変わる理由
- 苦しみの先にある景色は、人生で一度きりの輝き
- 大自然の中を歩くことで、人間のちっぽけさと尊さを同時に感じる
- ご褒美の飯が、宇宙一美味くなる
アン「…もう二度とやりたくないけど、なんかスッキリしてる自分が悔しいわ」
ヒカル「徒歩旅はいいぞ!次は“徒歩でニセコ越え”だ!」
アン「それもう…徒歩の概念を超越してるわよ…」
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