なぜ人は歩くだけで静電気をためるのか?冬にバチッとくる本当の理由を科学で解説

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おすすめポイント

  • 静電気の正体を“歩く動作”から解説
     摩擦・乾燥・素材という基本だけで、なぜ冬に起きるかが一気に分かる。
  • 会話劇だから難しい物理が直感で理解できる
     数式なしでも「なるほど」と腑に落ちる構成。
  • すぐ使える静電気対策までカバー
     鍵・床・素材など、日常で役立つ知識が残る。

登場人物紹介

  • ヒカル:日常の「なぜ?」を体で感じる兄。歩くだけで電気をためがち。
  • アン:現象を科学で整理する妹。口癖は「フェルミ推定する」。

兄、静電気と正しく向き合う

ヒカル「……また来た」

アン「静電気?」

ヒカル「ドアノブ触った瞬間」

アン「冬あるあるだね、お兄ちゃん」

ヒカル「毎回不思議なんだよ」

アン「何が?」

ヒカル「俺、何もしてないんだよ」

アン「歩いたでしょ」

ヒカル「歩いただけ」

アン「それが原因」

ヒカル「意味が分からない」

アン「じゃあ、そこから説明しよう」

ヒカル「頼む」

なぜ人は“歩くだけ”で電気をためるのか

アン「人が歩くときって」

ヒカル「足を動かす」

アン「靴と床がこすれる」

ヒカル「摩擦」

アン「服と服、服と肌もこすれる」

ヒカル「日常全部じゃん」

アン「そう。電気は“こすれ”で生まれる」

ヒカル「火だけじゃないんだな」

アン「電気の正体は電子」

アン「だから、こすれると電子が溜まる」

ヒカル「俺の体に?」

アン「無意識でね」

なぜ冬は特に溜まりやすい?

ヒカル「でも夏は平気だぞ」

アン「湿度」

ヒカル「またそれか」

アン「湿度が高いと」

ヒカル「?」

アン「空気や肌から電子が逃げやすい」

ヒカル「水分が逃げ道?」

アン「そう。冬は乾燥してる」

ヒカル「逃げ場がない」

アン「だから体に残る」

ヒカル「フェルミ推定する?」

アン「する」

ヒカル「来た」

アン「一歩で増える電子はほんのわずか」

ヒカル「でも」

アン「何百歩も歩くと」

ヒカル「?」

アン「気づいたら“フル充電”」

ヒカル「知らないうちにか」

アン「数千ボルト相当になることもある」

ヒカル「数字だけ聞くと怖い」

アン「量は少ないから安全」

ヒカル「見た目だけ派手」

アン「そういう現象」

ヒカル「科学だな」

なぜ金属でパチッと感じるのか

ヒカル「で、疑問」

アン「うん」

ヒカル「なんで金属に触ると来る?」

アン「金属は電気を通しやすい」

ヒカル「一気に?」

アン「体に溜まってた電子が」

ヒカル「?」

アン「一瞬で流れ出る」

ヒカル「だから強く感じる」

アン「放電の“速さ”の問題」

ヒカル「なるほど」

静電気にならない方法

ヒカル「静電気にならない方法とかあるのか?」

アン「静電気にならない方法は3つある」

アン「まず1つ目は鍵を持つ事ね」

ヒカル「?」

アン「鍵を持つと電気が指先じゃなく鍵から逃げる」

ヒカル「経路が変わるのか」

アン「分散されて放電がゆっくりになる」

ヒカル「だから痛くない」

アン「正解」

ヒカル「正解ね 2つ目はアスファルトやコンクリートに触り電気を逃がす」

アン「接触面が広く電気を“少しずつ地面に逃がす”性質」

ヒカル「科学だな」

エンディングトーク

ヒカル「冬の静電気は、乾燥していて、歩く=発電するんだな」

アン「人間は高性能な静電気発生装置だからね」

ヒカル「でもさ、静電気の仕組み知ったら、ちょっと優しくなれた」

アン「静電気に?」

ヒカル「うん。今日も頑張って溜めたんだなって」

アン「…その考え方は初めて」

アン「そして正しく向き合えたね」

ヒカル「次にバチッてきたら」

アン「?」

ヒカル「俺が発電した証拠だと思う」

アン「前向きすぎ」

ヒカル「科学だな」

最後の一文

人は冬、知らないうちに発電所になる。

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