このブログはこんな人におすすめ!
- 北海道の絶景や不思議な景観に興味がある人
- トドワラ・ナラワラって何?と気になっている人
- 徒歩旅でのリアルな体験談を読みたい人
- 写真映えスポットを探している旅好き
- 軽快な会話劇で旅を楽しみたい人
登場人物

- ヒカル:お兄ちゃん。陽キャで行動力バカ(褒め言葉)。思い立ったら即行動。
- アン:妹。秀才でツンデレ。たまに優しい言葉が刺さる。
- レオ:猫。天才で重要なときだけしゃべる。
会話劇①:全長28kmの細長すぎる半島に挑む!
ヒカル「おぉー!見ろよアン!道が…海の上に浮いてるみたいだ!」
アン「正しくは砂嘴(さし)って言うのよ。潮の流れが運んだ砂が積もってできた陸地」
ヒカル「さし…?串カツの串みたいなやつ?」
アン「いや、地形の話してるんだけど…」
レオ「串カツは揚げたら終わりだが、砂嘴は数千年単位で成長する」
ヒカル「猫が急に地学博士モードに!?」
会話劇②:トドワラは“消えゆく森”だった

アン「ここがトドワラ。昔はトドマツの森だったけど、海水の侵入で立ち枯れたの」
ヒカル「枯れた木がそのまま立ってるの、なんか映画の終末世界みたいだな…」
アン「実際、年々木は倒れて数が減ってるわ。だから“消えゆく森”とも呼ばれてる」
レオ「お前たちも早く撮影しろ。10年後には別の景色になっているかもしれん」
ヒカル「そう言われると余計ワクワクしてくる!」
アン「…そのポジティブ、ちょっとだけ羨ましいかも」
会話劇③:ナラワラの圧倒的異世界感

ヒカル「うおっ!今度は海に木が浮いてる!?しかも生きてる!」
アン「あれがナラワラ。海水に強いハンノキが湿地に生えてるの」
ヒカル「なんかファンタジーゲームのダンジョン入り口感あるな」
レオ「あそこを通れば、レベル上限解放のクエストが始まる…」
アン「そんなクエストないけど、景色は本物よ」
野付半島で出会ったエゾシカたち

ヒカル「アン!あれ見ろよ!鹿だ、鹿!…って、群れじゃん!」
アン「野付半島は冬でも雪が少ないから、エゾシカが集まるのよ。食べ物も手に入りやすいし」
レオ「つまり、ここは“エゾシカの冬の別荘”」
ヒカル「お前の方がコピーライター向いてるぞ」
アン「しかも、ここは海のそばで鹿が見られる珍しい場所。写真映えもすごいの」
ヒカル「そりゃカメラ持った人が多いわけだ。海と鹿が一枚に収まるとか奇跡だろ」
レオ「ただし、鹿横断には注意。道路を平気で歩くからな」
ヒカル「お前、急に交通安全協会みたいなこと言うな」
アン「季節ごとの見どころもあるの。春は角の生え替わり、夏は草を食む姿、秋は繁殖期でオスが鳴く“ラッティングコール”」
ヒカル「おぉ!その鳴き声、生で聞いてみてぇ!」
レオ「近づきすぎると蹴られるぞ」
ヒカル「遠くから見るって!」
アン「お兄ちゃんの“遠く”は信用できないけどね」
こうして野付半島のエゾシカたちは、私たちの旅のアルバムにしっかりと刻まれた。
徒歩旅のリアル
野付半島の片道は約14km。徒歩だと往復で28kmの長丁場!
- 風が強く、潮風で体温を奪われる
- 直射日光を遮るものがほぼない
- 野鳥やアザラシに出会えるチャンスもあり
ヒカル「やっぱ徒歩旅って、景色だけじゃなくて苦労もセットで思い出になるんだな」
アン「…そうね。お兄ちゃんとだから、なんとかなる気がする」
ヒカル「おぉ!?ツンデレから優しめ発言きた!」
アン「べ、別にお兄ちゃんだからってわけじゃ…ないけど」
レオ「はいはい。ゴールまであと半分だ」
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ヒカル「日差し直撃&海風コンボで顔がヒリヒリだ…」
アン「だから言ったじゃない。これ使いなさい」
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ヒカル「うわ、これ付けたら顔が全然痛くない!しかも見た目が…ちょっと怪しい探検家」
アン「お兄ちゃん、元から怪しいから大丈夫」
まとめ
- 野付半島は全長28kmの砂嘴で海上の道みたいな絶景
- トドワラ=消えゆく森、ナラワラ=幻想的な水上の森
- 徒歩だと往復28km、風・日差し対策必須
- 野鳥や野生動物との出会いも楽しみのひとつ
- 景色は年々変化していくので早めの訪問が◎
エンディングトーク(次は根室半島へ)
ヒカル「野付半島…歩き切ったぁぁ!俺、もう海の上でも生きていける気がする!」
アン「それはただの日焼けと塩まみれのせいじゃない?」
レオ「次は根室半島だ。ここからさらに東へ進む」
ヒカル「東の果て!?いよいよ本当に世界の端っこ感だな!」
アン「お兄ちゃん、ちゃんと休憩しながら行くわよ」
ヒカル「あ、優しい…ツンデレの優しさは日焼け止めより効くな」