このブログはこんな人に向いてます!
- 樽前山の登山って実際どうなの?と気になっている人
- 初心者でも楽しめる北海道の絶景登山を探している人
- 噴煙が上がる活火山の迫力を味わいたい人
- 支笏湖の絶景と火口のふちを一緒に歩きたい冒険好きな人
- ユーモアな兄妹会話が好きな人
登場人物紹介

- ヒカル(兄):ノリで生きてる系男子。
- アン(妹):ツッコミと雑学が得意な秀才。兄にツンデレ気味。
- レオ(猫):しゃべる天才猫。解説は的確、語彙力も博士級。
【序章】活火山・樽前山へ!ワクワクが止まらない登山のはじまり
ヒカル「ねぇアン、あの煙、たぶん山のラーメン屋さんだと思う」
アン「違う。それは噴煙。つまりこの山、いまも“現役”の火山ってこと」
レオ「火山活動ランクB。つまり、登れるけど油断は禁物ということだ」
北海道・支笏湖の南にそびえる**樽前山(たるまえざん)**は、標高1041mの活火山。
駐車場は7合目まで行けるので、登山口から山頂までは片道1時間ちょっと。
初心者でもチャレンジしやすいのに、景色はまさに「地球レベルの絶景」。
【登山あるある】苔の森から始まる、異世界の入り口

ヒカル「うわっ、この森…緑の絨毯すぎて、もはやファンタジー」
アン「苔が発達してるのは火山性の土壌だからよ。酸性でも苔は強いの」
レオ「苔の森は静寂をまとい、人の足音すら飲み込む。油断すると迷うぞ」
登山道はしっかり整備されているものの、序盤は幻想的な苔の森。
ここで道を外すと本当に迷いやすい。
「こんなところに本当に火口があるの?」と不安になるほど静かだ。
【中盤戦】溶岩台地を抜けて、風の壁に挑む
ヒカル「なんか地面が急にゴツゴツしてきたよ!?」
アン「これが“溶岩ドーム地帯”。かつての噴火が固まって残ってるの」
ヒカル「歩いてるだけでRPGのラスボス感出てきた」
レオ「風も強くなってきたな。ここからが“火山登山の本番”だ」
苔の森を抜けると、そこは黒く硬い溶岩地帯。
そこを過ぎれば、一気に見晴らしが開け、火口ドームと支笏湖の絶景が飛び込んでくる。
【火口縁】噴煙とともに歩く、地球のフチ体験
ヒカル「わあ…この丸いクレーター、まさに“地球の目玉焼き”だね」
アン「真ん中にあるのが火口ドーム。あそこから今も煙が上がってる」
レオ「風下に立つな。硫黄臭と火山ガスは登山者の試練だ」
火口の外縁をぐるっと歩けるのが、樽前山の最大の特徴。
足元はザレた火山砂利、風は強く、周囲に遮るものは何もない。
でも、振り返れば支笏湖、目の前には火口ドーム。
「地球を歩いている感覚」になる、まさに絶景トレイル。
【山頂のワクワク体験】雲より高い場所からのご褒美ビュー!

ヒカル「おおっ、ついに山頂到達〜!でも…あれ、標識がない?」
アン「ここは“東山ピーク”。本当の山頂(西山ピーク)は立ち入り禁止なのよ」
レオ「だが、この景色を見よ。支笏湖、苫小牧、風不死岳、全部見渡せる」
火口を取り巻く東山ピークが、現在の登山者が行ける最高地点。
その場に立つと、空と火口と湖が一体になったような超絶景が広がる!
ヒカル「えっ、飛行機より上にいる気分…!てか、あれ支笏湖?広すぎない?」
アン「支笏湖は日本で2番目に深い湖。下からも絶景だけど、上から見たら宇宙級よ」
レオ「風不死岳や恵庭岳まで一直線。この景色を目に焼き付けろ」
風の音、雲の流れ、眼下の青。何もないが、すべてがある場所だった。
【下山】名残惜しさと達成感のミックスグリル
ヒカル「うわ…帰りたくない。ここにテント張りたい」
アン「無理。ここは国立公園。しかも火山。テントごと飛ばされるわ」
レオ「“帰りたくない”と思った時が、本当に登山を楽しめた証拠だ」
帰りは来た道を戻るだけ。でも、風景の見え方が違って感じる。
特に下山中に見える支笏湖のグラデーションは、登りとは別次元。
登山アイテムおすすめ:防風&超軽量のマウンテンパーカー
樽前山の風は想像以上に強烈。
そんなときに頼れるのが【モンベル トレントフライヤージャケット】。
ヒカル「これ着てから、風が“ただの元気な空気”に感じる!」
アン「それは防風性能のおかげよ。調子乗らないで、風に飛ばされないでね」
レオ「道具も知識も、登山の面白さを倍にする」
【まとめ】樽前山は、地球そのものを体感する冒険ルートだった
- 噴煙上がる活火山に、初心者でも挑戦できる安心ルート
- 苔の森→溶岩台地→火口トレイル→絶景山頂と、飽きない展開
- 支笏湖と火口ドームのコントラストが非日常すぎる
- 山頂では、雲より上の世界を体感できる
- 下山後は支笏湖温泉やグルメも楽しめるご褒美付き!
ヒカル「うん、決めた。僕、火山フリークになるわ」
アン「言い方がちょっと危険だけど、まあいいわ。次は風不死岳よ」
レオ「樽前を越えた者には、次なる冒険が待っている」
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