おすすめポイント
- 後方羊蹄山(しりべしやま/羊蹄山ようていざん)は標高1898m、「蝦夷富士」と呼ばれる美しい独立峰
- 山頂からは360度パノラマで、ニセコ連峰・洞爺湖・支笏湖・遠くは大雪山まで見渡せる絶景
- 登山ルートは複数あり、比羅夫コース・真狩コース・京極コース・喜茂別コースと豊富
- 夏の登山シーズンは高山植物が咲き誇り、チシマフウロ・エゾツツジ・イワギキョウなどが登山道を彩る
- 「お鉢巡り」で火口の大スケールを体感できる
登場人物

- ヒカル(兄) … 猪突猛進タイプ。「勢いだけ」で山を登る。
- アン(妹) … 雑学マニアのツンデレ女子。兄を冷静にフォロー。
- レオ(猫) … 必要な場面でだけ話す天才猫。短い一言で真理を突く。
会話劇①:羊蹄山とご対面
ヒカル「おおおっ!あれが後方羊蹄山(羊蹄山)か!めっちゃデカい富士山みたいだな!」
アン「でしょ?“蝦夷富士”って呼ばれてるの。標高1898m、北海道を代表する独立峰よ。」
ヒカル「よっしゃー!今日はこの蝦夷富士を制覇してやるぜ!」
アン「……相変わらず勢いだけは富士山級ね。」
レオ「(ひとこと)山は勢いでは登れない。」
ヒカル「猫に正論を言われる登山者って俺くらいだろ…」
会話劇②:比羅夫コースから出発!
ヒカル「今回は比羅夫コースから攻めるぞ!スタート地点から森に突入だ!」
アン「このコースは距離が長いけど、勾配がなだらかで人気なの。夏はブナやダケカンバの森を抜けていくのよ。」
ヒカル「緑のトンネルって感じだな!空気がうまい!」
アン「ちなみに、羊蹄山は“水の山”とも呼ばれていて、伏流水が豊富なの。京極町や真狩村の湧き水は有名ね。」
ヒカル「なるほど!下山したら絶対に水を飲む!」
レオ「(小声)水で命、繋がる。」
ヒカル「よし、下山後は水祭りだ!」
会話劇③:五合目の試練
ヒカル「はぁはぁ…けっこう登ってきたのに、まだ五合目か!」
アン「ここからは一気に高度を上げるわよ。夏は気温差が激しいから要注意。」
ヒカル「え、そんなに変わるの?」
アン「登山口は夏の気温でも、山頂は10℃以下になることもあるのよ。半袖で来てたら凍えるわ。」
レオ「(ひとこと)装備不足=遭難。」
ヒカル「お前、相変わらず刺さることしか言わないな!」
アン「要は、お兄ちゃんみたいにノリだけの人間は危険ってこと。」
ヒカル「俺ディスられてる!?」
会話劇④:お花畑ゾーン
ヒカル「うわぁ!花がいっぱい咲いてるぞ!」
アン「これはチシマフウロ、紫色で可愛いでしょ?あっちはエゾツツジ、こっちはイワギキョウ。」
ヒカル「北海道の夏って短いけど、その分いっせいに花が咲くんだな!」
アン「そうね。“山の花火大会”みたいなものかも。」
レオ「(静かに)命は短く、輝く。」
ヒカル「…たまにレオのセリフが心に刺さるんだよな。」
アン「花を愛でる余裕があるなら、まだ体力残ってるわね。」
ヒカル「え、まだまだ余裕だぜ!」(←このあとバテるフラグ)
会話劇⑤:お鉢巡りへ!
ヒカル「ついに火口の縁だぁー!」
アン「これが羊蹄山名物のお鉢巡り。ぐるっと火口を回れるのよ。」
ヒカル「火口でっけぇーー!!まるで地球の穴だな!」
アン「直径約700m、深さ200mのカルデラ。火山のパワーを体感できるでしょ?」
ヒカル「すげぇぇぇ!俺が小さすぎて笑えてくる!」
レオ「(ぼそり)人間は小さい。」
アン「でもだからこそ、山に登って謙虚さを学ぶのかもね。」
ヒカル「…なんか今日の俺、猫と妹に哲学的に教育されてる気がする…」
会話劇⑥:山頂の絶景
ヒカル「やったーー!!**羊蹄山の山頂(1898m)**だぁーー!!」
アン「見て、360度パノラマ。ニセコ連峰、洞爺湖、支笏湖、天気が良ければ大雪山まで見えるわ。」
ヒカル「北海道ぜんぶ俺の庭に見える!」
アン「庭じゃないわよ。ただの絶景よ。」
レオ「(冷静に)景色は借り物。」
ヒカル「返さなきゃいけないのか!?」
アン「そういう意味じゃないでしょ。」
ヒカル「でもマジで感動するな…登山やっててよかった!」
まとめ
- 後方羊蹄山(羊蹄山)登山は北海道を代表する百名山チャレンジ
- 夏は高山植物が咲き誇り、チシマフウロ・エゾツツジ・イワギキョウなどを楽しめる
- 比羅夫コース・真狩コース・京極コース・喜茂別コースと多彩なルートが選べる
- お鉢巡りで巨大火口を体感!自然のスケールに圧倒される
- 山頂からの360度パノラマは、蝦夷富士ならではの絶景
エンディングトーク
ヒカル「ふぅー!登りきったぞ!蝦夷富士サイコー!!」
アン「達成感すごいでしょ?でも下山の方が大変なんだから気を抜かないでよね。」
ヒカル「え、マジで?もう体力ゼロなんだけど!」
レオ「(一言)下山こそ本番。」
ヒカル「うわぁぁー!地獄のセリフいただきましたー!」
アン「大丈夫、お兄ちゃんは猪突猛進だから最後まで転がり落ちても生きてそう。」
ヒカル「それフォローになってないーー!」
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