- 北海道の秘境スポットにワクワクしたい人
- “消える橋”というロマンを体験したい人
- 妹がツンデレで、猫が天才な旅が好きな人(?)
- フェルミ研究所みたいなテンポと雑学が好きな人
- SNS映えスポットとアクセス情報を知りたい人

- ヒカル(兄):陽キャすぎる徒歩旅人。無計画でいつも元気。
- アン(妹):知識豊富なツンデレ天才。けど内心けっこう楽しんでる。
- レオ(猫):口数は少ないが、一言で全てを持っていく天才黒猫。
第1章|幻の橋【タウシュベツ川橋梁】に挑む?それ…本当にあるの?
北海道・上士幌町。人里を離れた森の中、3人は歩いていた。
ヒカル「よし、今日はタウシュベツ川橋梁に行くぞ!」
アン「あのね…“幻の橋”って呼ばれるくらいなんだから、そう簡単に見えるわけないのよ」
レオ「湖の水位により、橋は沈んだり現れたりする」
ヒカル「それがいいんじゃん!ロマンでしょ、ロマン!」
アン「あなたの人生、脳内で全部ドラマ化してるでしょ」
タウシュベツ川橋梁――
旧士幌線のコンクリート製アーチ橋。
春から夏にかけて湖に沈み、秋から冬にかけて姿を現すその特徴から、“幻の橋”と呼ばれる。
第2章|【糠平湖周辺】徒歩の旅は、甘くない。

クルマのない彼らは、徒歩で糠平湖周辺を進む。
アン「ねえ、ここ本当に遊歩道って言えるの?熊出そうなんだけど」
ヒカル「むしろ出てきてほしいまである」
レオ「北海道の熊出没注意率:本州の7倍」
アン「やめて。真顔で言うのやめて」
途中、倒木やぬかるみに苦戦しながらも、なんとか展望スポットへ。
第3章|見えた…まさかの“湖に浮かぶ橋”タウシュベツ川橋梁
湖面から、ゆらりとアーチが顔を出す。
ヒカル「あれだ!あれがタウシュベツ川橋梁!」
アン「っ……(想像以上に…綺麗)」
レオ「1937年に建設。士幌線の廃線とともに役目を終えた」
ヒカル「うわ~コンクリートが風化して、なんか儚げ…」
アン「水に沈んで、また浮かび上がる橋…時を超えてるみたい」
そのアーチは、湖面に映り込み、まるで“無限ループ”のような美しさを放っていた。
第4章|【士幌線】廃線跡はロマンの宝庫

橋だけでなく、周囲には廃線跡も点在。
- レールの残骸
- 崩れかけた信号機
- かつての鉄道マンたちの記憶
ヒカル「こんな山奥に線路があったとか、信じられない」
アン「物資輸送のために必要だったのよ。でも、時代の流れで廃止されて…」
レオ「士幌線は1987年に完全廃止」
ヒカル「橋も駅も、人が通わなくなって風景になったんだなぁ」
第5章|突然のアン、心のデレ。
帰り道。ふと立ち止まったアン。
アン「お兄ちゃん…今日はちょっと、良かったかも」
ヒカル「え?録音するわ」
アン「バカ。録音するな。…ほら、橋って…なんか、私たちみたいだったし」
ヒカル「えっ、どういうこと?」
アン「しばらく見えなくても、またちゃんとつながるって、感じ…だから……っ」
レオ「比喩スキル:Lv.99」
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アン「ちなみに……今日、私が使ってたのはこれ」
ヒカル「えっ、急に広告!?」
アン「“幻”っていつ見えるかわからないでしょ。だからこの防水望遠カメラが活躍するの」
📷 Nikon COOLPIX W300(防水・耐衝撃・望遠対応)
→ タウシュベツの浮上タイミングを見逃さず撮れる相棒!
まとめ|タウシュベツ川橋梁の魅力(ツンデレ的解説)
- 幻の橋は季節で消える!水位と天気がカギ
- 徒歩でも行けるが、事前準備はマスト(虫・熊・足元)
- 旧士幌線の歴史が今も風景として残る
- SNS映え&旅人のロマンが詰まった超穴場スポット
最後に|ツンデレ妹が語る“旅の価値”
アン「どうせまた次の旅でも、迷って転んで騒ぐんでしょ」
ヒカル「うん、たぶんそうなる」
アン「……でも、お兄ちゃんがいれば、見えない景色も見えるような気がする。……な、なんでもないっ!」
レオ「次は“沈む駅”か、“沈む心”か。どっちに行こうか」
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